「起業バカ」
独立、起業を考えている人には、ちょっと怖い本かも知れない。
脱サラ、独立起業して、失敗していった人たちの例が、これでもか、というぐらい、冷徹な分析と共に書かれてます。
いったん独立すると、落とし穴が、いっぱいあるということなんですね。
著者自身が、独立して、苦労して、人に騙されたりして失敗した経験者だそうで、だから、こんなに書けるのかも知れません。
この本は、内容を何も知らないままに、手にとった本でした。
(本屋さんで買うときは、かなり吟味するのですが、図書館で借りるときは、ほとんどタイトルしか見てないのです)
なので、読む前は、タイトル「起業バカ」の「バカ」は、いい意味で、使っているのかと思ってました。
起業にドンドン突き進む人、次々にいろんな会社を立ち上げていく人。
「野球バカ」などで使う「バカ」と同じ使い方ですね。
でも、読んでみたら違ってました。
著者は、経営に関する教育を、全く受けないまま、なんとなく「自分だけは大丈夫」なような気がして、そのまま起業して、やっぱり失敗していく人たちのことを「起業バカ」と言ってます。
何十年も、会社に守られて仕事をしてきて、経営の厳しさも、ノウハウも、何も知らないまま、思い込みの自信だけを持って独立、起業して失敗していくサラリーマンを「バカリーマン」とも言ってます。
とにかく、起業にあたって、何百万、何千万と用意しなければならない起業を考えている人は、よく読んだほうがいいです。
とくに、FC(フランチャイズ)を考えている人なんか、参考になると思いますよ。この本を読んだら、絶対に、やりたくなくなります。
最近、続編の「起業バカ2 やってみたら地獄だった! 」というのも出たらしいです。
まあ、とりあえず私は、パソコンとインターネットだけで、特に資本金(準備金)の、いらない商売しか、考えてないので、安心だとは思うのですが...
でも、かなり儲かって有名になったら、儲け話を持って近づいてくる人たちには、気をつけたほうがいいかも知れない。(とらぬタヌキの...)

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